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<<’17 IRONMAN Hawaii 聖地巡礼・ラン編、その弐ワタシのエイド対策 >>

パラニの急坂を登り切ると一路、Natural Energy Laboを目指しQueen Kハイウエイをひたすら北上。
すれ違う強豪アスリートたちも苦しそうな足取りだがその笑顔が、ココロからこの瞬間を楽しんでいるのがわかる。
この地でこの瞬間を、この気持ちを、彼らと共有できる事のなんと幸福な事なコトか!!!!
  

多少の足の痙攣の兆候は見られるもののその度に練り梅をムリヤリ流し込み抑え込む。 
追い込んだ走りをすればまた別ではあるがボクの体質とC3PO走り(10月29日の山田まさしFB動画参照)レベルの完走目的だと攣り対策は練り梅で十分。

ランのコースでは(感覚的に)ほぼ1〜2キロちょっとでエイドがあり、内容もカットバナナ・ゲータレード・プリッツ(塩分)・レッドブル・クリフバー・クリフブロック、水、スポンジと充実した内容。30キロ地点から暖かいチキンスープも出してもらえる。
Queen Kまでの約18キロはエイド毎でカップ一杯の氷をトライスーツの背中と前(つまり股間部分)に入れる。 
鼠蹊部の冷却はもっこりして見た目かっこ悪いが抜群の冷却効果(もしかしたらEDになるかも)。
ゼッケンで膨れた股間部を隠すコトで見た目を対策。

今回のラン・エイドでの注意点として内臓疲労を防ぐため冷たい飲み物の摂取は控え、冷たければ口の中である程度温度をあげて飲み込む様にした。
基本ランは歩かず、エイドで補給をもらいカップを飲み干すまでは歩いた。 
Queen Kを北上、20キロほどすぎると次第に日がかげり、急激に気温が下がっていく。
そうなると股間はある程度冷やし続けたいが腹部を冷やしたくないので空いたカップを腹部に押し込む。
濡れたトライスーツが腹部に密着すると内臓を冷やす恐れがあるので空いたカップで空間を作る。
そして次のエイドに差し掛かると(ボランティアが見ているのを確認し)空いたカップを捨てる。 
そうすると道端に捨てずわざわざエイドまでカップを持って走ってきたと各エイドで褒めてもらえるので一石二鳥!

日が暮れ、街灯の無いQueen Kを走ると急激に温度が下がってくる。
前述の暖かいチキンスープをいただくがちょっと鶏肉の臭いがキツく一杯だけにする。 
ブロイラーなんでそのままスープにせず一旦グリルして脂おとして香りをつけて…と贅沢なコトを考える。 
できたら玉ねぎとコショウも入れてください…。パセリがあればなお最高…

今回のランのエイドではドリンクはスポンサーのレッドブル、食べ物はクリフバーのクリフブロックばかり摂取。
クリフブロックはボンタンアメの食感でノド詰まりもなく美味しい!  
コレはぜひ、お土産に!と最終エイド付近で大量に採ろうと考えるも全て半分に切断されていた…💦

そうこうしているウチにNatural Energy Laboの入り口を左折、ますます灯りがなくなった道を前方ランナーの影を頼りに進む。 

前方に異様に明るいブースが。
これもスポンサーのHUUBが特設エイドを設営、大型ゲート、DJブースや特製大型スポンジを持って励ましてくれる。
顔だけ拭かせてもらい次に進む。
その後500mほど先にはRed Bull大型特設エイドが設置され冷え冷えのレッドブル缶を手渡される。缶を捨てる訳にもいかないので一気に飲み干す。
お腹、大丈夫かなぁ…。

そうしてほどなく、まっ暗なNatural Energy Laboの折り返しに差し掛かり30キロのチェックポイントを通過。
長い長い、夢の様な旅もいよいよ終盤に差し掛かかる。



ラン・逆襲のC3PO 編に続く…
 

 







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by circolo-awaji | 2017-10-31 11:55 | Ironman | Comments(0)

<<’17 IRONMAN Hawaii 聖地巡礼・ラン編、その壱 >>

日本に帰国するとすっかり寒くなって(出発時は30℃越えやった…)、今朝も起床時に平蔵がピッたり寄り添い寝ていて思わず抱きしめまた寝てしまいそうになる。
川内 優輝氏の2部練は非効率的という指摘を思い出し、夜練に集中すれば…という悪魔のささやきに15分、身を委ねる。
トップアスリートはともかく、ボクの様な非力アスリートはとにかく練習、練習、がむしゃらに。内容は二の次だとおもう(トシもちょっと考えて…)。 
強豪アスリートM端氏の4時起床・朝練を思い出し寝ている平蔵を起こさないよう、今日もゴソゴソと朝練へ…。
  



さてトランジッションからランに移り、パラニロードの急坂をヨタヨタ走り出すと背中のポケットに重たいパンク修理セットとポンプがある事に気づき、滞在しているホテル前で応援している人に後ろの石垣に隠しといてもらう様お願い。 ヨチヨチパラニを登りきり、クアキニハイウエイの曲がり角で応援してくれているヨメ様と逢瀬。  
長い間じっと待っててくれたヨメ様にブサイクな作り笑いで応援に応える。   
     

クアキニハイウエイを南下。往復約17キロのコースが始まる。 
沿道の応援がすごい。地元だけでなく各国からの応援が途切れる事なく続くのでシンドさも感じる間も無く自然、笑顔で走れる(でも遅いけど)。 
程なくアイスクリームを食べようとしている地元のオニイチャンが沿道に。 うまそうやなぁと振り返りつつ見つめていると "Y wanna this?"と大きな声で声をかけられ"Yeah! "と走りすぎながら大声で応える。 と、そのオニイチャン、追いかけて来てくれてその棒アイス(多分オレンジ味)を手渡してくれ背中を押してくれた。 
もちろん、コレはルール違反なのだが観客と選手との一体感、これこそがHawaii! 折り返して向こうから来る強豪たちや沿道の観客にアイスを見せびらかしながら美味しくいただく。 多分、これが、人生で最高のアイスクリーム。 

さて、エエ加減なヤマダはレース前に検証していなかったのでクアキニハイウェイをどれだけ南下すれば折り返すかわからず、まぁすぐに折り返しやろうとタカをくくって走っていると少しづつ調子が上がる。
といっても多分キロ6分半ほどのジョグペースだが沿道の熱烈な応援もあり本当にキモチイイ!!!
途中、四国の芝(おとうさん)の応援に遭遇、嬉しくて抱きついて不精ヒゲ満載の頰にチュー。もう完全にエンドルフィン過多。
少し進むとゲジさんとすれ違う。 なんだか苦しそう。”折り返しがすぐなら追いつくカモ!?”と身の程知らずに調子コく。
しかし行けども行けどもなかなか折り返しが見えない。 その内うつむき加減で苦しそうなパンケーキ・田中社長ともすれ違う。 
身体はかなりシンドいが沿道の応援、風景が支えてくれる。
息をしっかり吐ききる事で確実に空気を吸い、細胞の隅々に酸素が行き渡るイメージを保ち、腕の振りは西内・石橋コーチのランの振りをイメージしてリズムを崩さない様に意識。  海に面したパラニ沿いの美しい別荘地帯をひた走り8キロほどのところでやっと、折り返し。
すれ違いに宿敵?・芝(奥さん)を発見。 いつもランで抜かれるので今回こそは、と力が入り一時はキロ5分半のペースで走ってしまった。 まだまだ先は長いので再度、リズム・呼吸に集中。気持ちを落ち着かせる。 
     

程なくしてコナの街に近くなり、ゴール地点のPAの音楽が聞こえてくる。 滞在ホテルのコナ・シーサイドホテルに近づくとまっさんが待っていた。
”調子イイじゃん!”と東京丸出しで応援してくれる。 結婚する以前の十数年前、共にコナを目指して奈良で切磋琢磨した日々を思い出す。
生駒山山頂まで共に走り、柳生の里を駆け、コナミ学園前で毎日の様に泳いだ日々。 ココロが熱くなる。 
こんなにもキモチを高ぶらせてくれた大会はかつて有っただろうか? 走りながらも尚、今までの人生を振り返ったり、感謝のキモチを喚起し、沿道の応援に感動した大会は?? 既に涙腺が緩まるのを感じつつパラニロードの急坂を歩く様な速度で登っていく。 前から駆け下りていく選手たちはもうゴール間近の強豪。 いつもなら”あー、もうゴールするンや。羨ましいなぁ…”とヒガむところだが今回は、微塵も感じなかった。 ここからの旅路に想いを馳せた。
 
パラニロードを登りきったらQueen Kハイウエイ。 
Natural Energy Laboの折り返しまであとほんの25キロほどだ。


ラン・めぐりあい宇宙 編に続く…
 

 







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by circolo-awaji | 2017-10-27 12:26 | Ironman | Comments(0)

<<’17 IRONMAN Hawaii 聖地巡礼・バイク編その弐 >>

バイク40キロくらいからエイドで補給食を摂取開始。
カットされたバナナ、クリフバー、ジェル、エイドで手当たり次第にいただいては摂取。 
水は薄めの素材のペットボトル、ゲータレードも口をツイストするペットボトル。
どちらもバイクボトルゲージにフィットするので問題なし。 水ボトルはキャップを開けて手渡されるので;
①エイドを前方に確認できれば残りの水ボトルを全身に掛ける
②水ボトルをもらい冷たい水を頭から掛ける
③更に水ボトル2本をサドル後方のボトルゲージに確保
④取りやすい固形物(バナナ・クリフバー・ジェルなんでも)もらい口に加える
⑤コーラ、ゲータレード(取りやすい方)をのみ、残りをハンドル部のボトルへ
可能ならもう一本冷水をもらいかけながらエイドを後にする。

基本このパターンだがいづれかのプロセスが抜けてもエイが10キロほどの間隔で設置されているのでバックアップが可能。
60キロ地点くらいからの日差しが強烈で強風と合わせてなんぼ水をかけても直ぐに乾く。
白のウエアなので目立たないが黒いウエアの選手の塩田状態を見るにつけ熱中症に気をつけねばと気を引き締める。
攣りの兆候は無いが今の内から練り梅チューブで塩分補給。親指ほど口に出してはゲータレードで流し込む。

さて、ハヴィを折り返ししばらくは下り・追い風区間に入る。
充分な練り梅(一本まるごと)を確認し、追加練り梅の入ったスペシャルバッグはパス。
強烈な追い風で時速60キロ近くを巡行するも10キロほどで向かい風区間へ…。
ここから既に足は売り切れ、ちょっとした坂でDHパッドに手を置いてアップライトポジションのサイクリング状態。
行けども行けども地平線に真っ直ぐ伸びるQueen K Highwayにポツン、ポツンと先行する選手の姿が陽炎の様に揺らめく。
この頃からMaystormウエアの60歳くらいの男性選手とBig Lakeの西口さんと並走。 登りで追いついては平地・下りで置いていかれる
というパターンを延々と、延々と繰り返す。 皆相当に消耗し、ただただ、時に下を向き、ひたすらに漕ぎ続ける。
140キロ地点で左つま先に痛みが走る。 スイム・水掛けバイクでふやけ膨張したつま先がシューズ内で擦れた様。
靴を脱ぎ、上から靴ごと踏みつけ、進む。
   

コナから約50kmほどのワイコロアに差し掛かった頃は(トップ選手がゴールした頃💦)もう完全に交尾を終えたシャケ状態。
ボロボロに、喘ぎ喘ぎ、徐々に、少しづつ近づくコナ空港を、離着陸する機影が近づくのを頼りに進み続ける。
程なくトップエリートが走るランコースと合流、ランの約23キロ地点でNSIの石橋選手の力走を発見、大声で応援しつつコナの街へ。
スイムアップ同様、周りに誰もいないので照れ笑いでゴール。 

トランジッションテントまで1分ほどの長い道のりをC3PO走り、よっこらせと座り周りを見回す。
なんかスイムアップ同様ののんびりした雰囲気。
9月に左腓腹筋に故障を抱えてからコナまでまともに走っていないのでお守り代わりに2XUのコンプレッションを装着。
濡れた脚にヒーヒー言いながら要介護老人の如くボランティアスタッフに面倒かけながら装着完了。
これまたメンドくさい5本指ソックスもおっさんボランティアスタッフにコビコビしながら装着完了。
パンパンの脚を引きづりつつランスタートゲートへ。
多分、ペナルティーボックスに呼び出しを受けるならココかな、と思っていたが特に呼び出しもなくC3POはラン、スタート。




ラン・筑豊編に続く…
 

 







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by circolo-awaji | 2017-10-26 12:09 | Ironman | Comments(0)

<<’17 IRONMAN Hawaii 聖地巡礼・バイク編その壱 >>

トランジッションで丸裸になり深谷冬奇・PSIコラボの戦闘服に着替え、練り梅チューブ2本とパンク修理キットを背中に押し込め首回りにサンスクリーンをボランティアに塗っていただきスタート。

程なく滞在ホテル前の急坂で待つヨメ様に遭遇、とりあえず無事でスイムアップしたのでホッとした様子。
ぐるっとコナの町を回ってから再度、観戦者が沿道にズラッとならんだQueen Kまでの急坂をえっちらおっちら笑顔で登る。
  
今回のコナの課題の一つは”SMILE”。 
いつもIMはしんどいからと応援してくれる人にも険しい顔で走っていたが今回は、笑おう、と。
それはこの聖地に立てた事への感謝を表すため。成長する自分のため。  
地元の応援に応えつつ街中の急坂を上り詰めると都議会議員が。 
さすが応援ベストポジションを知ったはる。 強烈なハイタッチで力をもらい、さぁQueen Kへ。

最初の40キロは順調に進む。 路面状況を確認しながらちょっとしたギャップも避け、心拍も150以下と設定、できるだけ効率的にコマを進める。 
ここまでは風もそれほどでもなく、”オレ、もしかして調子いい?!?!”と勘違いするも直ぐにコナウインドが吹き始めあえなくヘロヘロ走へ。 早くも集中力も切れ始めた折、ゲジさんにあっさり抜かれる。 とりあえずDHポジションで脇の広い”土下座エアロ”でしのぐもどんどん抜かれ始める。 
  


そんなおり抜かした3名ほどの集団がボクを抜いて直ぐにボクの前を塞ぐ。 ドラゾーン回避にはブレーキせなアカンほどのスピードだがさすがにブレーキは勘弁してぇな、はよ行ってェな、と思っている間に後方からバイクの音。マーシャル。
青切符を提示されナンバーを連呼される。  
そんなアホな…と思いつつも動揺を隠せずしばらくはシフトの上げ下げすら間違えるほどに混乱してしまった。 

そういう内にもコナウインドは更に強くなりハヴィの折り返しまで辛い。辛すぎる。
ひたすら、ひたすら続く溶岩とブッシュの荒野の先に親友・まっさんと五月嵐の応援隊。
笑顔で”しんどい〜、代わってェ〜”とヘタレる…💦
 
60キロすぎくらいで折り返したプロの集団が前方から駆け抜けていく。
追い風という事もあるが異次元の速さ。
コンポジットホイール特有の轟音を響かせオートバイ並のスピードで過ぎ去っていく姿は、ただただ、圧巻。

ハヴィ直前の結構な標高の峠を泣きそうになりながら抜けるとやっと、本当にやっと折り返し。
さぁ、ここから追い風区間。 快進撃や〜! と思うもつかの間…


哀戦士・バイク編に続く…
 

 







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by circolo-awaji | 2017-10-24 12:33 | Ironman | Comments(0)

<<’17 IRONMAN Hawaii 聖地巡礼・スイム編 >>

7時5分、大砲の号砲とアスリート達の雄叫びでスタート。
水温はところどころ低くなる流れがあるもののROKAのスイムスキン(アンダー無し)で全く不安無し。
買ったばかりのROKAのゴグルも密着性高く快適。前後左右に囲まれているとはいうもののバトル感はなく快適

とにかく落ち着いて無理はしない。 心拍は恐らく120ほど。 前日の試泳で波がきつかったのでリバースを懸念し
朝食は全く取らず水分だけですませた。 その代わり前日の夕食は焼き飯の大量摂取。
初日の試泳の時よりはかなり透明度は落ちているもののやはり海底(およそ40mくらいか)は確認できるが海底の風景が変わらない、
つまり進んでいないのも容易に確認できて凹む。 
ガーミン920XTJのトライアスロンモードで計測していたはずが300mほどの所でフツーに時計になっていて焦る。使い慣れないトライアスロンモードの為か…とりあえず通常の外スイムモードで計測を再開。 

目立った流れもなく、あまりキックをしない良さげなおっさんグループの後ろでドラスイム。ちょっと遅くてイラっとしてもここは自重。 
ほどなく1900m中間地点の船を転回、ここらでボクを含む5名ほどのおっさんチームが15分後にスタートした一般女子トップに蹴散らされ、
ヨタヨタ、フラフラと左右に散らばる。 チームおっさんを裏切り、ちょっと女子に付いていこうかと思うもアっちゅう間に置いてけぼり。
すごすごとチームおっさんに戻りコースの端っこを仲良く泳いだ。
もう不安も迷いも消え、チームおっさん同士、肩を叩いて先頭を促したり周りとコミュニケーションする余裕も。

前方にモクアイカウア教会やキングカメハメハホテルが見え、徐々にアイアンマンのステージ、アナウンスと音楽が聞こえ始める。
もう、大丈夫。 最後まで焦らず、落ち着いてスイムアップ。 
ゆっくりシャワーを浴び、口をゆすぎ、バイクパックと共にトランジッションへ。
ゆっくり座り、股間にスレ防止剤を塗り、トライスーツに着替える。 
ゆっくり周りを見渡すとおじさんばかり、和やかな雰囲気。
タイムはわからないがもう、エエやないか。 まだまだ長い旅を楽しもう。
  


バイク編に続く…
 

 







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by circolo-awaji | 2017-10-23 12:30 | Ironman | Comments(0)

<<’17 IRONMAN Hawaii 聖地巡礼・スタート編 >>

大会当日。 4時起床。 思った以上に寝れた。 
会場まで徒歩2分なので4時起床でも十分。 
レース中は免疫力が低下して歯垢が通常より発生するので念入りにブラッシング、トイレでタイヤ一本分軽量化。 4時半には45分から始まるナンバリングに向かう。 緊張の面持ちの列に加わりナンバリングと体重計量。
レース後に再計量がなかったのでホント、意味フメイ。 
バイクラックのバイクをセット、空気を入れてるとコスミック社長と奥様に声をかけてもらう。
空気圧の低さを指摘され高圧ポンプで10気圧(コンチGP4000)まで引き上げる。 
声かけ、すごく助かりました。メカ的にも精神的にも…。

5時前には準備が完了、一旦ホテルに戻りベッドでリラックスを試みるもどうしたって緊張は解けない。 
6時前にホテルを再出発、ヨメ様と会場に向かう。 会場に都議会議員がいたので挨拶、トイレを探し彷徨うゲジ氏をぼんやり眺めながらぼんやりと今までの経緯を振り返る。
6時20分、ヨメ様と別れを告げ、選手ゲートへ。
   
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既にプロカテゴリーは入水、アメリカ国家がアカペラで歌い上げられ、それに合わせモクアイカウア教会の頭上から朝日がコナ湾に差し込む。 圧倒的に、神々しい。  
ほどなく大砲が打たれ、プロカテゴリースタート。
それに合わせエイジが入水を始める。 ボクは自信が全く無くなっていたので最後尾でオドオドと入水を躊躇。
その時、PAからハワイのマオリ戦士の音楽が流れた。 単純なパーカッションだけの音楽だがコレがボクの心深く、原始の部分に触れた。
  https://www.youtube.com/watch?v=LZWsYWejDok&feature=em-upload_owner

自然と足は海に。 入水しフローティングで待つ集団に加わりスタートを待つ。 
スタート前の雄叫びが、奮い立たせた。 ハラの底から雄叫びを放つ。
もう、迷いは消えた。


スイム編に続く…
 

 







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by circolo-awaji | 2017-10-22 14:00 | Ironman | Comments(0)

<<’17 IRONMAN Hawaii 聖地巡礼・レース直前カオス編 >>

ハワイ到着三日目。
前日木曜の夜にロストバゲージのホイールが届き、急ぎ組み立て。
金曜、つまりレース前日はレース当日同様の7時過ぎからスイムを村越さんと開始。 
昨日同様海パン一丁で飛び込むも昨日と打って変わって水温が低い! また波も結構あって100mも行かないうちにパニックに。 ’13年、シケのIMメルボルンの悪夢が心の深いところから湧き上がり、恐怖にかられ過呼吸に。 頭では対処方法もわかっているし、仰向けで波をいなしながらしばらく様子を見るがどんどんカラダは冷え、固まり、恐怖だけが増大する。
アタマ(思考)とココロが全く一致しない状態で、かつレスキューもいないので万一を考え慌てて海から上がる。

ホイールが戻ったがまた問題発生、またもや泣きそうな顔で帰ってきたボクにヨメ様も呆れていただろう。
ウエットは禁止されているので急ぎ、エキスポに向かいスイムスーツを物色。 既に3日目なのでサイズの合うスイムスーツがエキスポになく、あちこちのショップ、ブースをさまよう。 
なんとかIMオフィシャルのROKAのブースでフィットしそうなサイズを発見。笑顔の爽やかなスタッフさんは焦り狂うボクがエエと思っていたサイズM-Wideでは背中に空間があり水が入る、と指摘。S-T(Tall)を勧めた。半信半疑だったが生地のストレッチ性とスタッフさんの自信に満ちた助言でS-Tで決定。 このスタッフが本当に女神のだったと後々に思い知るコトに…  
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ホテルに戻る途中でゴール本部の設営を確認。既に昨夜の内に粗方完成しバイク預託受付もボチボチスタート。 慌ててバイクメカの動作確認の為の試走を10キロほど。 預託までの花道(?)は世界各国のメディアが選手機材のチェック。ジェロニモの大塚氏の顔も。 
ワタクシの20年前のごった煮バイクを見てみなさんケゲンな顔を…”Unknown Brand"とチェックするので"Antique!"と指示してあげる。
ワタクシを見てべっぴんのボランティアさんがバイクラック、パックまで案内。 


7時に近くのタイ料理屋で焼き飯2人前を平らげ、ゴール近くのホテルに戻ると本部でPAテスト中で音楽とマイクテストの大音量がいよいよ始まる長い、長い一日を否が応でも意識させる。 

3月の合格通知から半年、全くの付け焼き刃だがやれるだけのコトはやった。 後は自分を信じ無心に戦うだけ。
PAチェックが終わり静けさを取り戻したコナの夜、今まで、二十数年間の経緯や留守中の平蔵に想いを馳せながら9時に床についた。
 
大会当日に続く…
 

 







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by circolo-awaji | 2017-10-21 14:42 | Ironman | Comments(0)

<<’17 IRONMAN Hawaii 聖地巡礼・遠征編 >>

ハワイから帰国し関空から平蔵店長を面倒みてもらっていたご近所さんに直行、一週間振りの店長から顔面を1分間ほど舐めまくられ
戦ったのは一人では、無い。 平蔵も共に戦ったのだ。

さて、日常に戻るとハワイはQueen Kハイウエイで抜き去ったいった選手たちの様に遠いカゲロウ。しかし新たな挑戦は既に始まっている。
目指すは来年18年11月のマレーシア、そしてコナスロット。
残り13ヶ月はうかうかしているとあっという間。ハワイの反省点を準備(旅程)・スイム・バイク・ラン・総括の5項目で検証、次回への糧に。

移動:
パッキングは今回もクランク・ハンドル・サドル・Rメカを外し徹底した小型化、バイク用ダンボールを改造し1000x200x700の極小パッケージを実現するも関空・ハワイアンエアラインカウンターで”トライアスロンですね?”と見透かされ自転車持ち込み料金15000円がっちり徴収される。
これは帰国のコナエアポートでも同額徴収されたのでハワイアンを利用するなら小細工せず大型で強固な箱を導入すべき。
またハワイアンはコナへの関空発直行便が無いのでホノルルでトランジット。 ホノルルは日本人観光客が多く、入国審査で長い、長い列を強いられ、更に同じエアラインを利用するにも関わらず自転車を一旦ピックアップ、再チェックインしなければならない。そのチェックインも自転車は別カウンターで受付となり通常のスーツケースとは別扱い。今回その為にスーツケース・ホイールケースがロストバゲージとなりバイク預託前日までホイールが来ない、という非常事態に。 
しかも帰国の際はホノルルでのピックアップは不要で関空まで一気通貫の配送。全くもって意味不明のハワイアンエアラインの対応とロストバゲージに対して全くの謝罪も無かった。 
コレより今後JALの成田・コナ直行便を使う事を決意。JAL便なら梱包203cm以下(23kg以下)なら追加料金不要<未確認>、またホノルルの入国審査で幸せそうな新婚さんの長い列に巻き込まれるコトも避けれる(独身アスリートには過大なストレス?)。  当然、日本基準のサービスを期待できる。 
マレーシアエアラインも203基準(’16年遠征時)適用なので今一度、今回のパッケージ策で望む予定。
    

準備(大会前):
ホテルはスタート・ゴールから100mほどのKONA SEASIDE HOTEL。
日本人選手はほぼ、ここに固まっており、メイストームの大西さんがホテル前でメカテントを構えて安心感がある(今回、チェンオイルでお世話になりました。ありがとうございます!)。
荷物を開梱し選手登録・説明会・レガシーパーティーに参加予定だったが上記ロストバゲージで遅れて全て参加出来ず。
可能な限り感情をコントロールするが大会への緊張と合わせてちょっと感情がおかしなコトに。 ヨメ様にはかなり不安にさせたと思う…。
とりあえずロストバゲージはホテルからも確認依頼をしてもらう様手配、Ironman Expoと各社のテントを巡りヨメ様の念願のバーガーキングへ行き気を紛らわす。 晩にスーツケースだけホテルに戻っていた。 ホイールは行方不明のまま。気晴らしをかねウォルマートまでの長い道のりをヨメ様と歩いて水などを買い出し。疲労感と時差を睡眠誘発剤に。

翌日は7時からチャリティーイベントのUnderpants Run。ホテル前で日本人はふんどし姿で集合。
オフィシャルイベントで無いのでインフォメーションが少なくて困っていたがユニティーの溝端さんが中心となってリードしてくれるので助かる。この雰囲気は他のIronmanでは味わえない、日本人選手たちが独特の感情の共有感を醸成している。多分、同じ戦地に赴いた兵士達が共有する空気感も同様なものではないか。 レガシー参加なのでちょっと控えめに、おずおずと列についていく。 一言、楽しかった…。
   

下着パレードを終え、8時過ぎに試泳。 憧れの400m先の船上カフェでコーヒーを飲みに向かう。
30mほど先の真っ白な海の底がはっきり見えるコナの海は穏やかで暖かく、朝日が線状に海底へ差し込み幻想的。
今まででこんなにも、海との一体感を感じたコトはない。カラダが海に溶けていく。 
湾に立つハワイ最古の木造教会、モクアイカウア教会が朝日に照らされ、ただひたすらに、美しく、神々しかった。
   

  
遠征3日目へ…
 

 







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by circolo-awaji | 2017-10-20 12:58 | Ironman | Comments(0)

<<’17アイアンマン・ハワイ 山田式決戦仕様バイク明細 >>

ハワイまで今日でちょうど一週間。 
今朝は雨だったので夕方にホームコースの花桟敷(一周18km/標高220m)をTCRで走ってこよう。

さて、ハワイ向けバイクは梱包箱の製作の為一旦バラして仮パッキング。
先日今回バイクの8速→11速Di2化の大手術を執刀していただいたぽたりんぐぅ代表、トーマ氏(http://potteringood.net/)に繊細なホイールバランス調整もしていただき、ポジションの煮詰めも終わり、大会30日前にしてようやく写真の本番仕様にたどり着いた。
   

この決戦仕様で150kmほどホームコースで試走しましたが上記のホイールバランス調整でアクの強かった中華カーボンクリンチャーも見違えるほど素直な特性に代わり意識をライド、特に前方の路面状況の確認に注力できる様になりより細かな凸凹を避ける走りが可能となった。

資金的余裕が無いなかで、あり合わせの具材で作ったバイクですが関係各位のご協力のもと、なんとか形にはなったのでは、と思います。
ざっと仕様を紹介しますと

フレーム: キャファ’95年モデル=>Di2対応の為ケーブル内臓加工
ブレーキ本体、R・Fメカ、ハブ、チェン、スプロケ、Di2スイッチ: 6800アルテグラDi2
ピラー: 7410デュラ(極短仕様)
クランク: 7800デュラ 158mm極短仕様
ペダル: TIME RXL
ハンドル: 中華ブルホーン(380mm幅)
DHバー: プロファイル(アルミ・ZRS Sベンド)
ホイール: 中華カーボンクリンチャー(26インチ、21.5mm幅)18/24H
      #14丸ステンスポーク、アルテグラハブ、真鍮ニップル

中華カーボンクリンチャー(私見):
380mm幅のカーボン・ブルホーンハンドル同様、26インチ・カーボンクリンチャーとなると選択肢が、まして穴数指定、幅指定(古いモデルなのでタイヤ幅キチキチ)となると中華しか選択肢は無い。また8月に来日したアイルランド・ナショナルチームメカとの討議で彼らが数百の中華カーボンクリンチャーを組んだ経験から、更に僕の様なアンダーパワーで比較的軽量(65kg)なら全く使用に問題なし! と太鼓判を押されたので今回の中華カーボンクリンチャーの導入を決断。
ただしリム以外のリスクを極力減らすべくスポーク、ハブ、ニップルは手堅い部品を使い、また今回は自分で組まずトーマ氏に依頼。
組みに際してはパワーロスを嫌いフリー側にもアヤを組み、フロントはラジアル。
中華リム導入当初は意味不明なパンクが頻出。 やはりそこは中華、ブランド品と異なりそのままではアクが強くて使えないがトーマ氏と原因を調査、秘策を施し、更に徹底したバランス取りで非常に素直な特性になり上述の如く走りに集中出来る様になった。
ボクの様な非力トライアスリートはしっかり前方路面状況を確認、不要な凸凹を極力避けロスを最小に抑える走り方をすべきと考える

その為にはしっかりした前方視界の確保と不要なノイズなど起こさない、主張の少ない機材が意識を集中出来る環境を整えるのでは。
見た目の派手さや独特の乗り心地は(短時間的には)気分をアゲますが、クセを除き集中する為のホイールバランスは非常に有効だと思う。

また中華リム・ハンドルについては、丁寧な下ごしらえでしっかりアクを抜く作業が必要である点は自転車機材だけでなく、全ての中国製生産品に共通するのではないだろうか。
やみくもに”中華”と毛嫌いするのではなく、そのクセを認識して付き合っていくのも賢い選択肢の一つだと思う

遠征パッキング:
いつも通り可能な限り部品を外しエアラインでの追加チャージを避けるべく最小パッキングを目指す。
今回は古いISISから最新のアルテに変更したのでクランクを外すのも簡単。 
ホイールは同行するヨメ様が別々に持ってチェックインするので今回は100cmx70cmx20cmと極端にコンパクト化。
ネットチェックイン(座席指定)と荷物預けは”レクリエーショングッズ”と言い張り、上記個別のチェックインで追加チャージを避ける戦略。 
   

さてレース同様、この戦略、上手く行くかなァ…




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by circolo-awaji | 2017-10-07 12:16 | Ironman | Comments(0)

<<’17ハワイ・山田式決戦仕様トライスーツ、完成! >>

激動のラブトラも終わり、先日やっと、アイアンマン・世界選手権用のトライスーツが届きました。
今回お世話になったのが国内トッププロやトップエイジも使用しているPSIさま
http://psi-sportswear.jp/

担当の高須さんのきめ細かな対応でボクの散々なワガママが全てクリヤーしていただきました。
この場をお借りして感謝申し上げます!!

デザインは先のFBでも紹介した京都の絵師、深谷冬奇氏による昇り竜をオリジナルで描いていただきました。
https://www.facebook.com/fuyuki.fukaya
最近ではローリングストーンズとのコラボや京都大丸・正面ショーウインドでの大絵画などすっかり遠い存在になってしまいました…💦
   
          ( ↑ パンケーキで膨張したCee○o社長ではありません…💦)

今回、この日本伝統美を優先する形でトライスーツではあまり採用されない全身白色、にこだわりました。
通常、スイムなどウエット時における”スケ”を考慮して股間部分は黒生地を使いますが昇り竜のデザインを生かす為には全身を白、つまり入れ墨をイメージモチーフにしたので、全身を白にする必要がありました。  
スケの対策に今回高須さんはスケ防止の裏生地を股間部分に追加して対応、ちょうど股間部分に上部が開いた袋状の当て布ができました。
これはロングのトライアスロンのランパートで熱対応として股間部分に氷を入れるのにちょうど良いポケットになります。
見た目はもっこりしてかっこ悪いですが冷却効果はバツグンなのでランに暗くなったのを見計らってエイドで氷を入れてもらっていましたがコレで氷が集中的に股間を冷やせます。

デザインについては和柄、しかも墨彩画で描いて頂いたのでアメコミ調の和柄ではなく、イカツイ和彫りの入れ墨のイメージに近づける事ができました。 コレ、海外でウケると思う…! 
ハワイの青い空と黒々と真っ直ぐに伸びたロードに映える昇り竜、Ironman Liveで見つけてください! 
   

http://asia.ironman.com/triathlon/events/americas/ironman/world-championship.aspx#/axzz4uUsPjeDN




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by circolo-awaji | 2017-10-04 12:00 | Ironman | Comments(0)


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