<<’17 IRONMAN Hawaii 聖地巡礼・最終編、手にしたモノは金の毛布か? >>

”雨かぁ……” 布団から出たくない言い訳で頭がいっぱいになる。
さらに枕元でグースカ寝ている愚息の寝顔を見ると思わず……ハワイの決意を思い出し、ほうほうの体でローラー練へ。
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Ironman Hawaii、最終章。
大会から一ヶ月が過ぎ、ココロの中で湧き上がり、沈殿し、濾過され残ったモノを改めて見つめなおす。
それはあたかも川辺で砂金を探す作業。
揺り動かされ、突き上げられ、巻き上げられ、そして一定期間を経てココロの底に残ったモノがこれからを、コナへの意思、長い道のりを支えてくれる。


スイムキャップ、完走タオル、Tシャツ、そしてメダル。
手元には他のIRONMANと変わり映えのしないモノたちが手元に残っている。
ハワイに出るまで、ゴールゲートをくぐったあとは果たして、もうトライアスロンに区切りを付けるか、どんな化学変化が起こるのかわからなかった。
実際に手にしたモノは変わりないがココロに起こった変化こそ、この長い長い巡礼の旅の果てに手にした成果。
一ヶ月経過し、ローラーを踏みながらその金のカケラ達を見つめ直す。
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一度は目指したその高みを諦め、さりとてトライアスロンから離れ別の生き方を選ぶコトも出来ず、ただただ漫然と続けてきた。
マンネリと意固地な愚直さしかなかった。 
しかし今回、ハワイの真の強者と出会えた事で救われた。
自分にはとうてい到達出来なかったその高みに立つ強者たちのなんと美しいコトか。 
容姿、立ち居振る舞い、そしてその圧倒的オーラ。選んだ道が間違っていなかった。 

コナで目にした声をかけるのも躊躇った美しく威厳のあるプロアスリートたちが理想を示し、コナで出会えたM端氏や西G女史が長い道のりを案内してくれる。 いつも大きな包容力で励ましてくれるシバ夫婦、ゲジ氏が厳しくも具体的な目標を示してくれる。 
憧れとなり、そして大げさでは無く今後のボクの生き方の指針となる人たちとの巡り会い。
何にも代え難い、光り輝く金の粒となり導いてくれる。

さぁ、ハワイ聖地巡礼第2章への長い長い旅は始まったばかりだ…
 
 







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# by circolo-awaji | 2017-11-14 10:36 | Comments(0)

<<’17 IRONMAN Hawaii 聖地巡礼・ラン編、その参 ミノフスキー粒子の光へ >>

怒涛の3連休営業を終え、50男のヨレヨレの身体を寝床から引きずり、枕を並べて寝ている中年平蔵に中年の熱いキス。今朝もローラーで再起動。

さて、Ironman Hawaii、最終章。
今でもゴール前の感情の昂りを思い返すと熱いものが込み上げ、涙腺がヤバい状態になる。 こうして文字にするのもちょっと、シンドイ。


Natural Energy Laboの折り返しチェックポイントを過ぎ、再びRED Bullと HUUBの特設ゲートを潜るとQueen Kまで真っ暗で緩やかな登り坂。
Queen Kとの合流地点の灯りを頼りにヨチヨチと、進む。
後、約10キロ。
トライアスロンを始めて25年、憧れ続けたその聖地への長い長い巡礼の旅も終焉にさしかかりゴール近くのPAが聞こえてくると否が応でも感情が、昂ぶる。
大会から既に一ヶ月近く経過してもあの時の感情は冷める事なく、またうまく説明できない精神状態でもある。

いつものIronmanならはやく終われっとばかりにプッシュするのだが、今回は終わってほしく無い気持ち、この瞬間瞬間が愛おしい気持ちで満ち溢れていた。 
見上げれば美しい星空、そして右手には雄大なMauna Kea山がそのシルエットを映し出す。 
意識が己の身体を離れ大地と宇宙と混然一体となる。今から思い返すと恐らく”禅”と同じ境地に至っていたのではないか。
普段のレースで空など見上げた事はなく、ひたすら 前か下を向いて気持ちの”逃げ場”を探していた。 
Queen Kの各エイドでは、長い一日の応援も終盤を迎え、スタッフたちも一種の気怠さを抱きつつ、落ち鮎の如くボロボロになったアスリートたちに優しく声をかけてくれる。 トップ選手通過に伴う熱狂は過ぎた。が、しかしそこには濾過され最高純度に至ったALOHA(Akaha/Kindness, Lokahi/Unity, Oluolu/Agreeable, Haahaa/Huility, Ahonui/Patience)スピリッツが満ちていた。
  

Queen Kからパラニ通りの交差点に差し掛かり沿道の歓声が増える。
パラニの下り坂を駆け下りるも鈍臭いC3PO走りなンで照れ隠しわらいしつつアリィドライブへ。
沿道の子供にエイドで渡された蛍光ループを渡し、身なりを整える
既に感情が爆発しそうに。
25年、四半世紀、思い思い続けた赤い絨毯のゴールアプローチが目前に広がる。 
ゴール手前の100mほどのモクアイカウア教会の前でヨメ様が応援メッセージが詰まった日の丸を持って待っていてくれた。
9年前、またこの地に戻ってくる事を誓った教会(当然!ヨメ様と生涯添い遂げるコトも誓いました💦)。
数知れない感情の波が湧き上がり、押し寄せ、揉まれ、ただただレスキューボードにすがるが如くヨメ様を抱き寄せた。 

眩しい光に包まれた赤い絨毯のアプローチに進む。
オカンがくれたお守りを取り出す。
長い間、練習に打ち込む息子をサポートし続け、ついにハワイに連れて行くコトが出来ず3年前に他界したオカン。
友人達の応援メセージの詰まった日の丸の旗を広げる。
ハワイ出場が決まっての半年、ずっとボクの付け焼き刃練習を見守ってくれた旗。
出場者の誰よりも弱いボク、だがそれが故に誰よりも応援してもらったであろうボク。
強者のゴールには無いメッセージを伝えるコトが出来たなら、嬉しい。

涙が、溢れて止まらなかった。  





ハワイ・エピローグ編に続く…
 
 







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# by circolo-awaji | 2017-11-07 11:25 | Ironman | Comments(0)

<<11月のチルコロ営業日程のお知らせ NOV Day off schedule  >>

11月のチルコロお休みは本日2日(木曜)、10・17・の金曜日、及び27日(月曜)の4日を休ませていただきます。
平日は08:00から午後17:00 (L/O 16:30)、週末は07:00から午後18:00(L/O 17:30)とさせていただきます。
よろしくお願いします!

For , Circolo will have Day Off on NOV/02nd, 10th, 17th and 27th.
Sorry for any inconvenient but Pls Check the web & cheer up US!!

For Opening hour, Weekday, we will open fm 08:00 till 17:00, weekend 07:00 till 18:00 (L/O 17:30).

Looking for to see you!!






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# by circolo-awaji | 2017-11-02 10:31 | お休みのお知らせ Dayoff | Comments(0)

<<’17 IRONMAN Hawaii 聖地巡礼・ラン編、その弐ワタシのエイド対策 >>

パラニの急坂を登り切ると一路、Natural Energy Laboを目指しQueen Kハイウエイをひたすら北上。
すれ違う強豪アスリートたちも苦しそうな足取りだがその笑顔が、ココロからこの瞬間を楽しんでいるのがわかる。
この地でこの瞬間を、この気持ちを、彼らと共有できる事のなんと幸福な事なコトか!!!!
  

多少の足の痙攣の兆候は見られるもののその度に練り梅をムリヤリ流し込み抑え込む。 
追い込んだ走りをすればまた別ではあるがボクの体質とC3PO走り(10月29日の山田まさしFB動画参照)レベルの完走目的だと攣り対策は練り梅で十分。

ランのコースでは(感覚的に)ほぼ1〜2キロちょっとでエイドがあり、内容もカットバナナ・ゲータレード・プリッツ(塩分)・レッドブル・クリフバー・クリフブロック、水、スポンジと充実した内容。30キロ地点から暖かいチキンスープも出してもらえる。
Queen Kまでの約18キロはエイド毎でカップ一杯の氷をトライスーツの背中と前(つまり股間部分)に入れる。 
鼠蹊部の冷却はもっこりして見た目かっこ悪いが抜群の冷却効果(もしかしたらEDになるかも)。
ゼッケンで膨れた股間部を隠すコトで見た目を対策。

今回のラン・エイドでの注意点として内臓疲労を防ぐため冷たい飲み物の摂取は控え、冷たければ口の中である程度温度をあげて飲み込む様にした。
基本ランは歩かず、エイドで補給をもらいカップを飲み干すまでは歩いた。 
Queen Kを北上、20キロほどすぎると次第に日がかげり、急激に気温が下がっていく。
そうなると股間はある程度冷やし続けたいが腹部を冷やしたくないので空いたカップを腹部に押し込む。
濡れたトライスーツが腹部に密着すると内臓を冷やす恐れがあるので空いたカップで空間を作る。
そして次のエイドに差し掛かると(ボランティアが見ているのを確認し)空いたカップを捨てる。 
そうすると道端に捨てずわざわざエイドまでカップを持って走ってきたと各エイドで褒めてもらえるので一石二鳥!

日が暮れ、街灯の無いQueen Kを走ると急激に温度が下がってくる。
前述の暖かいチキンスープをいただくがちょっと鶏肉の臭いがキツく一杯だけにする。 
ブロイラーなんでそのままスープにせず一旦グリルして脂おとして香りをつけて…と贅沢なコトを考える。 
できたら玉ねぎとコショウも入れてください…。パセリがあればなお最高…

今回のランのエイドではドリンクはスポンサーのレッドブル、食べ物はクリフバーのクリフブロックばかり摂取。
クリフブロックはボンタンアメの食感でノド詰まりもなく美味しい!  
コレはぜひ、お土産に!と最終エイド付近で大量に採ろうと考えるも全て半分に切断されていた…💦

そうこうしているウチにNatural Energy Laboの入り口を左折、ますます灯りがなくなった道を前方ランナーの影を頼りに進む。 

前方に異様に明るいブースが。
これもスポンサーのHUUBが特設エイドを設営、大型ゲート、DJブースや特製大型スポンジを持って励ましてくれる。
顔だけ拭かせてもらい次に進む。
その後500mほど先にはRed Bull大型特設エイドが設置され冷え冷えのレッドブル缶を手渡される。缶を捨てる訳にもいかないので一気に飲み干す。
お腹、大丈夫かなぁ…。

そうしてほどなく、まっ暗なNatural Energy Laboの折り返しに差し掛かり30キロのチェックポイントを通過。
長い長い、夢の様な旅もいよいよ終盤に差し掛かかる。



ラン・逆襲のC3PO 編に続く…
 

 







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# by circolo-awaji | 2017-10-31 11:55 | Ironman | Comments(0)

<<’17 IRONMAN Hawaii 聖地巡礼・ラン編、その壱 >>

日本に帰国するとすっかり寒くなって(出発時は30℃越えやった…)、今朝も起床時に平蔵がピッたり寄り添い寝ていて思わず抱きしめまた寝てしまいそうになる。
川内 優輝氏の2部練は非効率的という指摘を思い出し、夜練に集中すれば…という悪魔のささやきに15分、身を委ねる。
トップアスリートはともかく、ボクの様な非力アスリートはとにかく練習、練習、がむしゃらに。内容は二の次だとおもう(トシもちょっと考えて…)。 
強豪アスリートM端氏の4時起床・朝練を思い出し寝ている平蔵を起こさないよう、今日もゴソゴソと朝練へ…。
  



さてトランジッションからランに移り、パラニロードの急坂をヨタヨタ走り出すと背中のポケットに重たいパンク修理セットとポンプがある事に気づき、滞在しているホテル前で応援している人に後ろの石垣に隠しといてもらう様お願い。 ヨチヨチパラニを登りきり、クアキニハイウエイの曲がり角で応援してくれているヨメ様と逢瀬。  
長い間じっと待っててくれたヨメ様にブサイクな作り笑いで応援に応える。   
     

クアキニハイウエイを南下。往復約17キロのコースが始まる。 
沿道の応援がすごい。地元だけでなく各国からの応援が途切れる事なく続くのでシンドさも感じる間も無く自然、笑顔で走れる(でも遅いけど)。 
程なくアイスクリームを食べようとしている地元のオニイチャンが沿道に。 うまそうやなぁと振り返りつつ見つめていると "Y wanna this?"と大きな声で声をかけられ"Yeah! "と走りすぎながら大声で応える。 と、そのオニイチャン、追いかけて来てくれてその棒アイス(多分オレンジ味)を手渡してくれ背中を押してくれた。 
もちろん、コレはルール違反なのだが観客と選手との一体感、これこそがHawaii! 折り返して向こうから来る強豪たちや沿道の観客にアイスを見せびらかしながら美味しくいただく。 多分、これが、人生で最高のアイスクリーム。 

さて、エエ加減なヤマダはレース前に検証していなかったのでクアキニハイウェイをどれだけ南下すれば折り返すかわからず、まぁすぐに折り返しやろうとタカをくくって走っていると少しづつ調子が上がる。
といっても多分キロ6分半ほどのジョグペースだが沿道の熱烈な応援もあり本当にキモチイイ!!!
途中、四国の芝(おとうさん)の応援に遭遇、嬉しくて抱きついて不精ヒゲ満載の頰にチュー。もう完全にエンドルフィン過多。
少し進むとゲジさんとすれ違う。 なんだか苦しそう。”折り返しがすぐなら追いつくカモ!?”と身の程知らずに調子コく。
しかし行けども行けどもなかなか折り返しが見えない。 その内うつむき加減で苦しそうなパンケーキ・田中社長ともすれ違う。 
身体はかなりシンドいが沿道の応援、風景が支えてくれる。
息をしっかり吐ききる事で確実に空気を吸い、細胞の隅々に酸素が行き渡るイメージを保ち、腕の振りは西内・石橋コーチのランの振りをイメージしてリズムを崩さない様に意識。  海に面したパラニ沿いの美しい別荘地帯をひた走り8キロほどのところでやっと、折り返し。
すれ違いに宿敵?・芝(奥さん)を発見。 いつもランで抜かれるので今回こそは、と力が入り一時はキロ5分半のペースで走ってしまった。 まだまだ先は長いので再度、リズム・呼吸に集中。気持ちを落ち着かせる。 
     

程なくしてコナの街に近くなり、ゴール地点のPAの音楽が聞こえてくる。 滞在ホテルのコナ・シーサイドホテルに近づくとまっさんが待っていた。
”調子イイじゃん!”と東京丸出しで応援してくれる。 結婚する以前の十数年前、共にコナを目指して奈良で切磋琢磨した日々を思い出す。
生駒山山頂まで共に走り、柳生の里を駆け、コナミ学園前で毎日の様に泳いだ日々。 ココロが熱くなる。 
こんなにもキモチを高ぶらせてくれた大会はかつて有っただろうか? 走りながらも尚、今までの人生を振り返ったり、感謝のキモチを喚起し、沿道の応援に感動した大会は?? 既に涙腺が緩まるのを感じつつパラニロードの急坂を歩く様な速度で登っていく。 前から駆け下りていく選手たちはもうゴール間近の強豪。 いつもなら”あー、もうゴールするンや。羨ましいなぁ…”とヒガむところだが今回は、微塵も感じなかった。 ここからの旅路に想いを馳せた。
 
パラニロードを登りきったらQueen Kハイウエイ。 
Natural Energy Laboの折り返しまであとほんの25キロほどだ。


ラン・めぐりあい宇宙 編に続く…
 

 







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# by circolo-awaji | 2017-10-27 12:26 | Ironman | Comments(0)


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by やまだへいぞう

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