<<’17 IRONMAN Hawaii 聖地巡礼・ラン編、その壱 >>

日本に帰国するとすっかり寒くなって(出発時は30℃越えやった…)、今朝も起床時に平蔵がピッたり寄り添い寝ていて思わず抱きしめまた寝てしまいそうになる。
川内 優輝氏の2部練は非効率的という指摘を思い出し、夜練に集中すれば…という悪魔のささやきに15分、身を委ねる。
トップアスリートはともかく、ボクの様な非力アスリートはとにかく練習、練習、がむしゃらに。内容は二の次だとおもう(トシもちょっと考えて…)。 
強豪アスリートM端氏の4時起床・朝練を思い出し寝ている平蔵を起こさないよう、今日もゴソゴソと朝練へ…。
  



さてトランジッションからランに移り、パラニロードの急坂をヨタヨタ走り出すと背中のポケットに重たいパンク修理セットとポンプがある事に気づき、滞在しているホテル前で応援している人に後ろの石垣に隠しといてもらう様お願い。 ヨチヨチパラニを登りきり、クアキニハイウエイの曲がり角で応援してくれているヨメ様と逢瀬。  
長い間じっと待っててくれたヨメ様にブサイクな作り笑いで応援に応える。   
     

クアキニハイウエイを南下。往復約17キロのコースが始まる。 
沿道の応援がすごい。地元だけでなく各国からの応援が途切れる事なく続くのでシンドさも感じる間も無く自然、笑顔で走れる(でも遅いけど)。 
程なくアイスクリームを食べようとしている地元のオニイチャンが沿道に。 うまそうやなぁと振り返りつつ見つめていると "Y wanna this?"と大きな声で声をかけられ"Yeah! "と走りすぎながら大声で応える。 と、そのオニイチャン、追いかけて来てくれてその棒アイス(多分オレンジ味)を手渡してくれ背中を押してくれた。 
もちろん、コレはルール違反なのだが観客と選手との一体感、これこそがHawaii! 折り返して向こうから来る強豪たちや沿道の観客にアイスを見せびらかしながら美味しくいただく。 多分、これが、人生で最高のアイスクリーム。 

さて、エエ加減なヤマダはレース前に検証していなかったのでクアキニハイウェイをどれだけ南下すれば折り返すかわからず、まぁすぐに折り返しやろうとタカをくくって走っていると少しづつ調子が上がる。
といっても多分キロ6分半ほどのジョグペースだが沿道の熱烈な応援もあり本当にキモチイイ!!!
途中、四国の芝(おとうさん)の応援に遭遇、嬉しくて抱きついて不精ヒゲ満載の頰にチュー。もう完全にエンドルフィン過多。
少し進むとゲジさんとすれ違う。 なんだか苦しそう。”折り返しがすぐなら追いつくカモ!?”と身の程知らずに調子コく。
しかし行けども行けどもなかなか折り返しが見えない。 その内うつむき加減で苦しそうなパンケーキ・田中社長ともすれ違う。 
身体はかなりシンドいが沿道の応援、風景が支えてくれる。
息をしっかり吐ききる事で確実に空気を吸い、細胞の隅々に酸素が行き渡るイメージを保ち、腕の振りは西内・石橋コーチのランの振りをイメージしてリズムを崩さない様に意識。  海に面したパラニ沿いの美しい別荘地帯をひた走り8キロほどのところでやっと、折り返し。
すれ違いに宿敵?・芝(奥さん)を発見。 いつもランで抜かれるので今回こそは、と力が入り一時はキロ5分半のペースで走ってしまった。 まだまだ先は長いので再度、リズム・呼吸に集中。気持ちを落ち着かせる。 
     

程なくしてコナの街に近くなり、ゴール地点のPAの音楽が聞こえてくる。 滞在ホテルのコナ・シーサイドホテルに近づくとまっさんが待っていた。
”調子イイじゃん!”と東京丸出しで応援してくれる。 結婚する以前の十数年前、共にコナを目指して奈良で切磋琢磨した日々を思い出す。
生駒山山頂まで共に走り、柳生の里を駆け、コナミ学園前で毎日の様に泳いだ日々。 ココロが熱くなる。 
こんなにもキモチを高ぶらせてくれた大会はかつて有っただろうか? 走りながらも尚、今までの人生を振り返ったり、感謝のキモチを喚起し、沿道の応援に感動した大会は?? 既に涙腺が緩まるのを感じつつパラニロードの急坂を歩く様な速度で登っていく。 前から駆け下りていく選手たちはもうゴール間近の強豪。 いつもなら”あー、もうゴールするンや。羨ましいなぁ…”とヒガむところだが今回は、微塵も感じなかった。 ここからの旅路に想いを馳せた。
 
パラニロードを登りきったらQueen Kハイウエイ。 
Natural Energy Laboの折り返しまであとほんの25キロほどだ。


ラン・めぐりあい宇宙 編に続く…
 

 







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# by circolo-awaji | 2017-10-27 12:26 | Ironman | Comments(0)

<<’17 IRONMAN Hawaii 聖地巡礼・バイク編その弐 >>

バイク40キロくらいからエイドで補給食を摂取開始。
カットされたバナナ、クリフバー、ジェル、エイドで手当たり次第にいただいては摂取。 
水は薄めの素材のペットボトル、ゲータレードも口をツイストするペットボトル。
どちらもバイクボトルゲージにフィットするので問題なし。 水ボトルはキャップを開けて手渡されるので;
①エイドを前方に確認できれば残りの水ボトルを全身に掛ける
②水ボトルをもらい冷たい水を頭から掛ける
③更に水ボトル2本をサドル後方のボトルゲージに確保
④取りやすい固形物(バナナ・クリフバー・ジェルなんでも)もらい口に加える
⑤コーラ、ゲータレード(取りやすい方)をのみ、残りをハンドル部のボトルへ
可能ならもう一本冷水をもらいかけながらエイドを後にする。

基本このパターンだがいづれかのプロセスが抜けてもエイが10キロほどの間隔で設置されているのでバックアップが可能。
60キロ地点くらいからの日差しが強烈で強風と合わせてなんぼ水をかけても直ぐに乾く。
白のウエアなので目立たないが黒いウエアの選手の塩田状態を見るにつけ熱中症に気をつけねばと気を引き締める。
攣りの兆候は無いが今の内から練り梅チューブで塩分補給。親指ほど口に出してはゲータレードで流し込む。

さて、ハヴィを折り返ししばらくは下り・追い風区間に入る。
充分な練り梅(一本まるごと)を確認し、追加練り梅の入ったスペシャルバッグはパス。
強烈な追い風で時速60キロ近くを巡行するも10キロほどで向かい風区間へ…。
ここから既に足は売り切れ、ちょっとした坂でDHパッドに手を置いてアップライトポジションのサイクリング状態。
行けども行けども地平線に真っ直ぐ伸びるQueen K Highwayにポツン、ポツンと先行する選手の姿が陽炎の様に揺らめく。
この頃からMaystormウエアの60歳くらいの男性選手とBig Lakeの西口さんと並走。 登りで追いついては平地・下りで置いていかれる
というパターンを延々と、延々と繰り返す。 皆相当に消耗し、ただただ、時に下を向き、ひたすらに漕ぎ続ける。
140キロ地点で左つま先に痛みが走る。 スイム・水掛けバイクでふやけ膨張したつま先がシューズ内で擦れた様。
靴を脱ぎ、上から靴ごと踏みつけ、進む。
   

コナから約50kmほどのワイコロアに差し掛かった頃は(トップ選手がゴールした頃💦)もう完全に交尾を終えたシャケ状態。
ボロボロに、喘ぎ喘ぎ、徐々に、少しづつ近づくコナ空港を、離着陸する機影が近づくのを頼りに進み続ける。
程なくトップエリートが走るランコースと合流、ランの約23キロ地点でNSIの石橋選手の力走を発見、大声で応援しつつコナの街へ。
スイムアップ同様、周りに誰もいないので照れ笑いでゴール。 

トランジッションテントまで1分ほどの長い道のりをC3PO走り、よっこらせと座り周りを見回す。
なんかスイムアップ同様ののんびりした雰囲気。
9月に左腓腹筋に故障を抱えてからコナまでまともに走っていないのでお守り代わりに2XUのコンプレッションを装着。
濡れた脚にヒーヒー言いながら要介護老人の如くボランティアスタッフに面倒かけながら装着完了。
これまたメンドくさい5本指ソックスもおっさんボランティアスタッフにコビコビしながら装着完了。
パンパンの脚を引きづりつつランスタートゲートへ。
多分、ペナルティーボックスに呼び出しを受けるならココかな、と思っていたが特に呼び出しもなくC3POはラン、スタート。




ラン・筑豊編に続く…
 

 







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# by circolo-awaji | 2017-10-26 12:09 | Ironman | Comments(0)

<<’17 IRONMAN Hawaii 聖地巡礼・バイク編その壱 >>

トランジッションで丸裸になり深谷冬奇・PSIコラボの戦闘服に着替え、練り梅チューブ2本とパンク修理キットを背中に押し込め首回りにサンスクリーンをボランティアに塗っていただきスタート。

程なく滞在ホテル前の急坂で待つヨメ様に遭遇、とりあえず無事でスイムアップしたのでホッとした様子。
ぐるっとコナの町を回ってから再度、観戦者が沿道にズラッとならんだQueen Kまでの急坂をえっちらおっちら笑顔で登る。
  
今回のコナの課題の一つは”SMILE”。 
いつもIMはしんどいからと応援してくれる人にも険しい顔で走っていたが今回は、笑おう、と。
それはこの聖地に立てた事への感謝を表すため。成長する自分のため。  
地元の応援に応えつつ街中の急坂を上り詰めると都議会議員が。 
さすが応援ベストポジションを知ったはる。 強烈なハイタッチで力をもらい、さぁQueen Kへ。

最初の40キロは順調に進む。 路面状況を確認しながらちょっとしたギャップも避け、心拍も150以下と設定、できるだけ効率的にコマを進める。 
ここまでは風もそれほどでもなく、”オレ、もしかして調子いい?!?!”と勘違いするも直ぐにコナウインドが吹き始めあえなくヘロヘロ走へ。 早くも集中力も切れ始めた折、ゲジさんにあっさり抜かれる。 とりあえずDHポジションで脇の広い”土下座エアロ”でしのぐもどんどん抜かれ始める。 
  


そんなおり抜かした3名ほどの集団がボクを抜いて直ぐにボクの前を塞ぐ。 ドラゾーン回避にはブレーキせなアカンほどのスピードだがさすがにブレーキは勘弁してぇな、はよ行ってェな、と思っている間に後方からバイクの音。マーシャル。
青切符を提示されナンバーを連呼される。  
そんなアホな…と思いつつも動揺を隠せずしばらくはシフトの上げ下げすら間違えるほどに混乱してしまった。 

そういう内にもコナウインドは更に強くなりハヴィの折り返しまで辛い。辛すぎる。
ひたすら、ひたすら続く溶岩とブッシュの荒野の先に親友・まっさんと五月嵐の応援隊。
笑顔で”しんどい〜、代わってェ〜”とヘタレる…💦
 
60キロすぎくらいで折り返したプロの集団が前方から駆け抜けていく。
追い風という事もあるが異次元の速さ。
コンポジットホイール特有の轟音を響かせオートバイ並のスピードで過ぎ去っていく姿は、ただただ、圧巻。

ハヴィ直前の結構な標高の峠を泣きそうになりながら抜けるとやっと、本当にやっと折り返し。
さぁ、ここから追い風区間。 快進撃や〜! と思うもつかの間…


哀戦士・バイク編に続く…
 

 







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# by circolo-awaji | 2017-10-24 12:33 | Ironman | Comments(0)

<<’17 IRONMAN Hawaii 聖地巡礼・スイム編 >>

7時5分、大砲の号砲とアスリート達の雄叫びでスタート。
水温はところどころ低くなる流れがあるもののROKAのスイムスキン(アンダー無し)で全く不安無し。
買ったばかりのROKAのゴグルも密着性高く快適。前後左右に囲まれているとはいうもののバトル感はなく快適

とにかく落ち着いて無理はしない。 心拍は恐らく120ほど。 前日の試泳で波がきつかったのでリバースを懸念し
朝食は全く取らず水分だけですませた。 その代わり前日の夕食は焼き飯の大量摂取。
初日の試泳の時よりはかなり透明度は落ちているもののやはり海底(およそ40mくらいか)は確認できるが海底の風景が変わらない、
つまり進んでいないのも容易に確認できて凹む。 
ガーミン920XTJのトライアスロンモードで計測していたはずが300mほどの所でフツーに時計になっていて焦る。使い慣れないトライアスロンモードの為か…とりあえず通常の外スイムモードで計測を再開。 

目立った流れもなく、あまりキックをしない良さげなおっさんグループの後ろでドラスイム。ちょっと遅くてイラっとしてもここは自重。 
ほどなく1900m中間地点の船を転回、ここらでボクを含む5名ほどのおっさんチームが15分後にスタートした一般女子トップに蹴散らされ、
ヨタヨタ、フラフラと左右に散らばる。 チームおっさんを裏切り、ちょっと女子に付いていこうかと思うもアっちゅう間に置いてけぼり。
すごすごとチームおっさんに戻りコースの端っこを仲良く泳いだ。
もう不安も迷いも消え、チームおっさん同士、肩を叩いて先頭を促したり周りとコミュニケーションする余裕も。

前方にモクアイカウア教会やキングカメハメハホテルが見え、徐々にアイアンマンのステージ、アナウンスと音楽が聞こえ始める。
もう、大丈夫。 最後まで焦らず、落ち着いてスイムアップ。 
ゆっくりシャワーを浴び、口をゆすぎ、バイクパックと共にトランジッションへ。
ゆっくり座り、股間にスレ防止剤を塗り、トライスーツに着替える。 
ゆっくり周りを見渡すとおじさんばかり、和やかな雰囲気。
タイムはわからないがもう、エエやないか。 まだまだ長い旅を楽しもう。
  


バイク編に続く…
 

 







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# by circolo-awaji | 2017-10-23 12:30 | Ironman | Comments(0)

<<’17 IRONMAN Hawaii 聖地巡礼・スタート編 >>

大会当日。 4時起床。 思った以上に寝れた。 
会場まで徒歩2分なので4時起床でも十分。 
レース中は免疫力が低下して歯垢が通常より発生するので念入りにブラッシング、トイレでタイヤ一本分軽量化。 4時半には45分から始まるナンバリングに向かう。 緊張の面持ちの列に加わりナンバリングと体重計量。
レース後に再計量がなかったのでホント、意味フメイ。 
バイクラックのバイクをセット、空気を入れてるとコスミック社長と奥様に声をかけてもらう。
空気圧の低さを指摘され高圧ポンプで10気圧(コンチGP4000)まで引き上げる。 
声かけ、すごく助かりました。メカ的にも精神的にも…。

5時前には準備が完了、一旦ホテルに戻りベッドでリラックスを試みるもどうしたって緊張は解けない。 
6時前にホテルを再出発、ヨメ様と会場に向かう。 会場に都議会議員がいたので挨拶、トイレを探し彷徨うゲジ氏をぼんやり眺めながらぼんやりと今までの経緯を振り返る。
6時20分、ヨメ様と別れを告げ、選手ゲートへ。
   
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既にプロカテゴリーは入水、アメリカ国家がアカペラで歌い上げられ、それに合わせモクアイカウア教会の頭上から朝日がコナ湾に差し込む。 圧倒的に、神々しい。  
ほどなく大砲が打たれ、プロカテゴリースタート。
それに合わせエイジが入水を始める。 ボクは自信が全く無くなっていたので最後尾でオドオドと入水を躊躇。
その時、PAからハワイのマオリ戦士の音楽が流れた。 単純なパーカッションだけの音楽だがコレがボクの心深く、原始の部分に触れた。
  https://www.youtube.com/watch?v=LZWsYWejDok&feature=em-upload_owner

自然と足は海に。 入水しフローティングで待つ集団に加わりスタートを待つ。 
スタート前の雄叫びが、奮い立たせた。 ハラの底から雄叫びを放つ。
もう、迷いは消えた。


スイム編に続く…
 

 







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# by circolo-awaji | 2017-10-22 14:00 | Ironman | Comments(0)


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